デスクに花を飾るきっかけと最初の失敗談
結論から言うと、デスクに花を置くのは仕事のテンションを上げる最高の小技。
ですが、オフィスだと自分だけ気持ちいいで終わらせると一発で失敗します。
僕は2019年の秋、残業続きで心がカサカサになってて、気分を変えたくて一輪挿しを始めました。
最初は深紅のダリアを小さな花器に挿しただけ。
それなのに、モニターと書類しかない机が少しだけ人間の場所になった感じがして、ちょっぴり救われたんです。
ただ、ここから調子に乗って見事にやらかしました…

香りの強い花でオフィスに迷惑をかけた
最初の大失敗は、カサブランカ。
花屋で「香りが良いですよ!」って言われて、素直にいいじゃん~と思って買ったんですよね。
朝のうちは自分も気分が良かったんですが、時間が経つほど甘い香りが広がっていって…
隣の席の先輩が「ちょっと香りきつくない?」って、めちゃくちゃ気を遣った顔で言ってきたんです。
あの時の空気、今でも忘れません。
さらに追い打ちで、花粉症の同僚がその日だけ妙にくしゃみ連発。
もちろん原因が100%それとは言い切れないけど、俺の花のせいかも?って思った瞬間、居心地が悪すぎました。
オフィスの花は、自分の好みよりも周りが不快じゃないかが優先ってこと学びました。

水こぼしで書類とパソコンを危険にさらした

次の失敗は水。これが一番ヒヤッとしました。
デスクって、ただでさえ狭いのに、PC、書類、ケーブル、コーヒー…って危険物だらけじゃないですか。
そこに、水の入ったガラスを置いた時点で、負けフラグでした。
当時は細長いガラス花器を使ってて、見た目だけはシュッとしてたんですが安定感ゼロ。
水替えしようとして手が滑り、花器が傾いて、デスクに水がバシャッと。
キーボード直撃はギリ免れたけど、資料が濡れて図面を描き直すはめになりました。
あのときは「花どころじゃない、俺何してんだ…」って本気で思いました。
それ以来、僕は花器をオフィス仕様に変えました。
低くて、底が広くて、倒れても被害が小さいやつ。


見た目より安全が優先です。
手入れを頑張りすぎて続かなかった



意外とここが落とし穴なんですが、ちゃんとやろうとして挫折です。
最初は張り切って、水替えもこまめに、茎も切り戻して、花器も洗って…ってやってました。
で、忙しい日が続くと一気にしんどくなる。
しかもオフィスだと、水替えのたびに給湯室まで行って、周りの目も気になるし、作業も止まる。
だんだん「花=面倒」になっていくんですよね。
僕もまさにそれで、ある週は水替えをサボって水が濁って、花も一気に元気がなくなって、「もう無理だ」ってなりました。
ここでやっと気づきました。
デスク花は、気合いで続けるものじゃなくて、最初から手入れが少なくて回る形に設計しておくものだって。


オフィスで花を飾るメリットを実感した変化
デスクに花を飾るメリットは、実はおしゃれじゃないんです。



行き詰まった時の気分転換の道具、みたいな感じです。
疲れてる時ほど視野が狭くなるんですが、花があると強制的に視点が一回外れる。
これが結構効きます。
失敗を繰り返した結果、香りNG・倒さない・手入れ最小というルールに辿り着きました。
今は、純粋に花の良いところを純粋に楽しめるようになっています
朝の気分が整い集中の切り替えが早くなった
僕の場合、いちばん変わったのは朝です。
出社して席に着くと、以前は無意識にモニターを睨んでメールを開いて、そのまま仕事モード固定に入ってました。
気づいたら肩が上がって、呼吸も浅い。
でも花を置くようになってから、席に着いた瞬間にまず花が視界に入るんですよね。
「あ、今日もまだ元気だ」って、0.5秒だけ確認してからPCを開く。



たったそれだけなのに、朝のスタートが少し穏やかになりました。
あとは、午後の眠気が減りました!
これ、最初は気のせいかと思ったんですが、僕は気になったら数字で見たくなるタイプなので、スマートウォッチの集中時間ログを軽くメモしたんです。
花なしの週はだいたい45分くらいで集中が切れて、席を立ったりスマホ見たりが増える。
花ありの週は、平均が60分台まで伸びてました。
もちろん花だけの効果とは言い切れないけど、集中が切れそうな瞬間に視線を逃がす先があるって、想像以上に助けになります。
それともうひとつ。



目が疲れた時に、遠くを見る代わりに花を見ると、頭の中が一回フラットになります。
設計の仕事って、細かい線と数字をずっと追うので、ほんとに目と脳が詰まるんですよ。
無機質な線の世界と真逆だから、花の曲線ってリセット効果があるんだと思います。
同僚の反応で続ける理由ができた
正直に言うと、最初は男がデスクに花って、変に思われないかなってビビってました。
しかも、カサブランカ事件で一度やらかしてるので、なおさら。
でも、香りを抑えて小さい花器で一輪だけにしたら、反応は意外と真逆でした。
最初に声をかけてきたのは隣の席の先輩で、「それ、いいね。どこで買ったの?」って。
聞けば、奥さんに家にも花を飾りたいって言われてたけど、何を買えばいいかわからなかったとか。
そこから「一輪で十分っすよ」「香り弱いやつが無難です」みたいな話になって…


ちょっとした雑談が増えました。
別の部署の人からも、デスク明るく見えるねって言われた時は、単純に嬉しかったです。
花があるだけで話しかける理由が増えるのは、想像してなかったメリットでした。
逆に、失敗した時の反応も重要でした。香りで迷惑をかけた時は、遠回しに指摘されて空気が重くなった。
だからこそ、周りが嫌がらない設計に変えたら、今度は小さくプラスの反応が返ってくる。
この差が、続けるモチベになります。
初心者でも1週間続くデスク花の最小セット
僕は最初、見た目で選んで香りと水でやらかして、結局続かなかった。



デスク花は花のセンスじゃなくて失敗しない仕組み9割です。
逆にその失敗のおかげで、これだけ守れば1週間は回るって最小セットに落ち着きました。
ここで紹介するのは、派手に映えるセットじゃなくて、忙しい平日にちゃんと続くセットです。
オフィスで一番強いのは、周りに迷惑をかけず、倒れず、手入れがラクなこと。
まずはそこからです。


デスクに花を飾る花材の選び方 香りと花粉を避ける基準
花材選びの結論はシンプルで、オフィスでは無香or微香、花粉が目立たないを優先です。
自分ではいい匂いと思っても、隣の席の人には頭痛スイッチになることがある。僕がカサブランカで空気を凍らせたのは、まさにそれでした。
僕の基準はこの2つだけです。
✓ 1つ目は距離
花から50cm離れた状態で香りが分かるなら、オフィスでは避けます。
✓ 2つ目は花粉
服やデスクに落ちたら分かるタイプの花粉が出る花は、週の途中でだいたい面倒なことになります。
じゃあ初心者が何を選べばいいか。僕のおすすめはまずこれです。
- ガーベラ:香りほぼなし。1本でも成立・週の途中でテンションが落ちにくい
- カラー:スッとした形でデスクに似合う。香り弱め・花粉の心配が少ない
- トルコキキョウ:見た目が上品で長持ちしやすい。香り弱め
逆に、僕がオフィスでは基本選ばないのは、香りが強い系と花粉が目立つ系。
名前を出すと、カサブランカみたいなユリ系は特に慎重になった方がいいです。
ここで大事なのは、正解を当てるより失敗しない範囲に寄せること。
1週間続けたいなら、まずは安全圏の花でスタートして、慣れてきたら少し冒険すればOKです。
◇オフィス向き花材 早見表◇
| 花材 | 香り | オフィス適性 |
|---|---|---|
| ガーベラ | 弱 | ◎ |
| カラー | 弱 | ◎ |
| トルコキキョウ | 弱 | ◎ |
| バラ | 品種次第 | △ |
| カサブランカ | 強 | × |
水こぼしを防ぐ花器の選び方|低重心と素材
花器は結論からいきます。



デスク用は、低い・底が広い・水が少なくて済むが正しいです。
見た目がスタイリッシュでも、背が高いガラスはキケンです。
僕はそれで書類を濡らして図面を描き直しました。デスク花器は置物じゃなくて安全装置なんです。
選ぶときの目安は3つ。
- 高さは10cm前後まで(視線も邪魔しないし倒れにくい)
- 底面が広い(指で軽く押してもグラつかない)
- 口が広すぎない(少し当たっても水が飛びにくい)
素材は、オフィスなら陶器か厚めの樹脂が安心です。
ガラスは綺麗なんですが、割れたときの後始末が地獄。
破片が出ると周りにも迷惑だし、清掃も大変。



今は、低重心の小さめ陶器に落ち着いて、ヒヤッとする場面がゼロになりました。
水量もルールを決めると一気にラクになります。
僕は花器の容量の3分の1以下にしています。
多く入れたくなるんですが、水が多いほどこぼした時の被害が増えます。
少ない水で持たせたいなら、花器に詰めるのは水ではなく仕組み。
茎が動かないように口が絞られた形を選ぶだけでも、倒れにくさは段違いです。


この最小セットでまず1週間回せるようになると、置き場所と手入れ手順が一気にラクになります。
花の種類を増やすのは、そのあとで十分です。
オフィスのデスクで安全な置き場所
結論から言うと、デスク花の置き場所は見栄えじゃなくて、ぶつからない場所に固定するのが正解です。
花材や花器をどれだけ安全寄りにしても、置き場所が悪いと結局倒します。
僕も一度、花器を安定型に変えたのに、資料を取る動きで袖が当たってヒヤッとしたことがあって、「あ、場所がダメだ」と気づきました。
ここは設計の感覚と同じで、机の上にも動線があるんですよね。
手が通る道、書類が動く道、マウスが滑る道。その道の上に花を置くと、いつか絶対ぶつかります。
パソコンと書類から距離を取る配置の考え方



配置の基本は3つだけです。
1つ目。PCと書類の直撃範囲から外す。万が一倒れても被害が小さい場所に置きます。
2つ目。利き手側の作業エリアには置かない。マウス側って無意識に腕が大きく動くので、当たりやすいです。
3つ目。置き場所を固定する。日によって場所を変えると、身体が覚えられなくて当たりやすくなります。



僕は右利きなので、いちばん安全だったのは左上の奥。
モニターの左奥あたりに、低い花器を寄せると視界に入るのに邪魔にならない。


逆にNGだったのは、キーボード前、マウスの横、書類の山の近く。
ここは作業の主戦場なので、花を置くには危険すぎます。
あと効くのが距離のルールです。僕はPCから腕一本ぶん(だいたい30〜40cm)離す、と決めています。
これだけで、万一のときの被害がグッと減ります。
水こぼしのトラウマがある人ほど、距離は正義です。
エアコンの風と動線で枯れるのを防ぐ
もうひとつの落とし穴が、エアコンの風です。
花が2〜3日でヘタる時って、花材の問題より風に当たってることが多い。
僕も夏にガーベラが急に首を垂れた時があって、水少なかったかな?って焦ったんですが、よく見たらエアコンの風が直撃してました。
そりゃ無理だよ、って話です。



対策は簡単で、風の通り道から外すだけ。
デスクって意外と風が流れます。エアコンの吹き出し方向、サーキュレーター、出入口の風。
ここに花を置くと、乾いてしおれやすいし、香りも広がりやすくなります(香り問題が再燃しがち)。


なので僕は、次の2つをチェックするようにしています。
・紙を1枚、花の位置に立ててみて揺れるか(揺れるなら風が当たってる)
・昼と夕方で体感が変わるか(午後から風向きが変わることがある)
動線も同じで、よく人が通る位置に置くと、ぶつかるだけじゃなくて風も当たりやすい。
とくに会議前後で人がバタバタするオフィスだと、机の上にも気流が生まれます。
だから花は、通路側の端より、壁側・内側の端が安全です。
水替えが面倒でも回る手入れの手順
結論から言うと、デスク花はこまめに頑張るほど続きません。
僕も最初は意識高く、水替えして切り戻して花器洗って…ってやってたんですが、忙しい週に一度崩れた瞬間、全部やめました。
オフィスだと給湯室に行くのも地味に面倒だし、周りの目も気になる。



最初から手間をかけない運用に振り切るのが正解です
ここでは、僕が落ち着いた週1交換&水替え最小の回し方と、ダメになりかけた時の復活手順をまとめます。


週1交換と最小の水替え頻度で維持する
僕の基本ルールはこれです。
・花を買うのは月曜(出社のついでに固定)
・水替えは水曜に1回だけ(できなければ木曜でもOK)
・金曜の夕方に片付けるか、持ち帰る
これだけ。細かいことはやりません。
やる気がある日に詰め込むと、次の週に反動が来るので。具体的な動きはこうです。
月曜の朝、花器をサッとすすいで、水は少なめ(花器の1/3以下)。
花を挿したら、置き場所を固定して終わり。



ここで大事なのは水を満タンにしないこと。
水が多いと、こぼした時の被害も増えるし、交換も面倒になります。
水曜は、花器の水が減ってたら少し足すか、気になったら全部入れ替える。
この日は点検の日くらいの気持ちでOKです。
花器をピカピカに磨く必要はありません。続ける目的は、花で気分を整えることなので。


この運用にしてから、僕は一気に続くようになりました。
週の途中で「あ、水替えしてない…」って罪悪感がなくなるのが大きい。デスク花って、罪悪感が出た瞬間に終わるんですよ…
しおれた時の立て直し 切り戻しと水量の見直し
とはいえ、週の途中で花が元気なくなる時はあります。
ここで焦って色々やり始めると、また頑張りすぎ地獄に戻るので、立て直しは2つだけに絞ります。



切り戻しと水の見直しです。
まず、花がしおれた時の僕のチェック順はこれ。
- エアコンの風が当たってないか(当たってたら場所をずらす)
- 水が濁ってないか、減りすぎてないか(入れ替える)
- 茎の先がぬめってないか(1cmだけ切り戻す)
切り戻しは、ほんとに1cmで十分です。
ガッツリ切ると短くなって見た目が崩れるし、デスク花は高さを出しすぎないのが前提なので、短くなるほど扱いやすい。
水も、増やせばいいってものじゃなくて、むしろ「少なめで新鮮」が効きます。
僕は一回、水を足すだけでごまかして失敗したことがあります。見た目は変わらないのに、翌日一気にグッタリ。
あれは、古い水が残ってたのが原因っぽいです。なので、迷ったら足すより入れ替える。これが結果的に早いです。



デスクでやるなら道具を増やさないのも大事。
ハサミを引き出しに常備するとか、ミニタオルを一枚置くとか、その程度で十分回せます。
準備が増えるほど、やらなくなるので。


この手入れのやり方にすると、花が趣味の負担じゃなくて、仕事の中で自然に回る小さな習慣になります。
続けるコツは、花を長持ちさせるテクニックより、生活に邪魔しない形に落とし込むことです。
デスクの花飾りに関するよくある質問



Q. デスクに花を飾るなら何本がちょうどいいですか



基本は1〜2本で十分です。僕も最初は寂しいかなと足したくなるんですが、増やすほど倒す・手入れが面倒になる率が上がります。



慣れるまでは一輪挿しで成立させるのが一番ラクで続きます。



Q. オフィスで香りが気になる時に避ける花はありますか



避けたほうが無難なのは、部屋に香りが広がるタイプです。僕はカサブランカで一度やらかして、それ以来トラウマです…。迷ったら、近づいた時だけ少し香るまでにしておくと平和に回ります。



Q. 花粉が心配です デスクに向く花材はどう選べばいいですか



花粉が目立つ花は、机や服に落ちた時点でテンションが下がります。僕はオフィスでは花粉が気になりにくい花を選ぶようにしました。店員さんに「花粉少なめありますか?」って聞くのが一番早いです。



Q. 水こぼしが怖いです デスク用の花器は何が安全ですか



低くて底が広い花器が安全です。細長いガラスは見た目が良くても、デスクだと危険度が高い。



僕は書類を濡らして反省してから、低重心の陶器に変えました。水も少なめにすると被害が小さく済みます。



Q. 水替えは週に何回が現実的ですか



現実的には週1〜2回が限界ラインだと思います。僕は月曜にセットして、水曜に一回だけ点検・入れ替え。これで回せる花材を選ぶのがコツです。毎日やろうとすると、だいたい挫折します。



Q. 造花やドライフラワーでもオフィスのデスクに飾って大丈夫ですか



全然ありです。水こぼしゼロだし、香りも花粉も基本気にならないので、オフィス向き。僕も忙しい時期はドライに逃げます。
ただ、ホコリは溜まるので、たまにサッと払うだけはやると気持ちよく続きます。






